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9月23日は、「キルギス語の日」でした。特定の言語の日があるのは珍しいかもしれませんが、キルギスの複雑な言語事情を表しているような気がします。前にも書きましたが、キルギスの国家語はキルギス語で、公用語がロシア語です。首都のビシュケクでは、ロシア語の使用率が高く、地方では、その比率は下がっていきます。あくまで私自身の感覚ですが、ロシア系の人々はキルギス語を話せない人も多く、教育局の会議やセミナーでは主にロシア語が使用されます。地方では、ロシア語が苦手という人々もいますが、ほとんどの人々は二つの言語を併用しています。学校教育においてもキルギス語学校とロシア語学校、または、キルギス語クラスとロシア語クラスというように分かれています。以下にキルギスの人たちが複雑な言語事情について話していたことを紹介します。
・私たちが話す言葉はキルギス語とロシア語が混ざっているのでとても残念である。
・若い人々はキルギス語を話したがらない。キルギス語を使わないとキルギスの伝統や文化を忘れてしまう。
・外国人でキルギス語を話すなんて本当に嬉しい。
・私はキルギス人だからキルギス語を知っているならキルギス語で話しかけてください。
・ロシア語学校なのだからロシア語を話しなさい。

キルギス人によく「日本人です」と言うと「日本語を話せますか」と聞かれます。キルギスにはキルギス語を話せない人もいるので、そのような質問が多いのかもしれません。ロシアのプーチン大統領がキルギスを訪問した時は、ロシア語のさらなる普及について述べていました。近隣のカザフスタンやウズベキスタンでは、表記文字をキリル文字からラテン文字であるローマ字に変更する政策が進められています。
「キルギス語の日」は、改めてキルギスの複雑な言語事情を実感し、言語とアイデンティティについて考える機会になりました。

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プロフィール

chusugijocv

<大塚 圭>
JICAの現職教員特別参加制度を活用してキルギス共和国で青年海外協力隊員として活動しています。
職種:青少年活動(英語教育)
配属先:ビシュケク市教育局
期間:2018年7月~2020年3月

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