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ビシュケク市教育局では、定期的に各学校を訪問し、学校評価をしています。先週は、6校で英語の授業を見学し、英語の先生と意見交換をしました。また、キルギスで最も有名な作家であるチンギス・アイトマートフの生誕90周年ということで今年度は各学校でも様々なイベントが開催されています。先週の活動を以下にまとめました。

①学校評価
学校評価では、ビシュケク市教育局の各教科担当者が学校を訪問し、授業を見学するだけでなく、カリキュラムの実施状況や指導案を確認して各先生と意見交換を行います。今回は、高学年の授業を見学することが多く、文法訳読方式の授業や生徒のモチベーションについて話をすることが多かったような気がします。キルギスでも高学年につれて、訳読をする授業が多くなり、生徒のモチベーションが低くなる傾向があります。日本でも言われていますが、キルギスの英語の先生も生徒が主体的に取り組むことのできるテキストを活用したコミュニケーション活動を模索しています。

②少しだけ授業
ある学校で授業を見学した時に、英語の先生が教室に来なかったので(教育局の人と話をしていたため、来れなかったそうです。ちゃんとした理由です)少しだけその間授業?をしました。教育局の仕事は、英語の先生と話をすることは多いのですが、あまり生徒と話をすることは少ないので、とても良い経験になりました。しかし、生徒たちの英語力も高いわけではなく、私のキルギス語・ロシア語力も高いわけではなく、想像できると思いますが、カオスな状態です。途中から生徒がグーグル翻訳を使って日本語を調べ始め、英語・キルギス語・ロシア語・日本語が飛び交う教室になっていました。生徒たちは、日本のことをよく知っていて、日本と韓国の関係についてや第二次世界大戦のことなどを質問する生徒もいました。「先輩」と呼ばれたり、K-POPのことをたくさん聞かれたり(たぶん、日本と韓国を勘違いしている)、楽しい時間を過ごすことができました。

③チンギス・アイトマートフの生誕90周年
キルギスの学校では、日本と異なり、先生が各教室を管理していて、そこで担当教科を教えます。生徒は毎時間、各教科の教室に移動します。今年度は、チンギス・アイトマートフの生誕90周年ということで各学校のキルギス語の先生が自分の教室でチンギス・アイトマートフについての展示や装飾を行い、キルギス語の授業をしています。これは、コンテスト形式で実施されていて、教育局の担当者が評価して順位をつけます。今週は3つの学校のキルギス語の教室を訪問し、コンセプトや授業をどのように実践しているかなどのプレゼンテーションを聞きました。どの教室もとても工夫されていて、授業内の生徒の成果物なども展示されていました。

④バーニャ(Баня)
昨日、バーニャというロシア式の蒸し風呂に行ってきました。ビシュケク市内には、日本の銭湯のような公衆バーニャがあります。バーニャは、一般家庭にもあり、キルギスでは非常に親しまれています。基本的には、サウナ、シャワー、プールがあり、垢すりができます。冬なのにプールは温水ではないので入ることはできませんでした。

⑤フィラルモニアホール
フィラルモニアホールで行われたロミオとジュリエットの演劇を見に行きました。ロミオとジュリエットのストーリーをフラメンコで表現するという一風変わった演劇でした。ロミオとジュリエットのストーリーが中心というよりは、スペイン人のフラメンコのダンスを楽しむというような感じでした。

生徒が主体的に参加する授業を模索中
学校評価

ちょっとだけ授業?
少し授業

キルギス語の教室を装飾
アイトマートフ

憩いの場バーニャ(Баня)
バーニャ

ロミオとジュリエット+フラメンコ
劇
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 2018_11_29



キルギスでは、10月中旬から長い冬が始まり、今週も雪が降って想像していたよりも寒さは厳しく驚いています。キルギスでは、雪が降ってもあまり雪かきをすぐにしないので、次の日などは、一面白銀の世界が広がります。とても神秘的できれいです。しかし、ビシュケクは標高約800mあるので寒くて雪がなかなか解けません。想像がつくと思いますが、数日後には道路が凍ってしまい、ツルツルになり転倒する人々が続出します。寒さ対策はしっかりしています。日本だと登山用の服や靴に分類されるものが普通に安く売っています。完全装備して外出すればなんとか過ごせます。また、部屋の中は、セントラルヒーティング(セントラルヒーティングとは、一箇所の給湯器熱源装置(ボイラーなど)を設置して、熱を暖房が必要な各部へ送り届ける暖房の方式である/Wikipedia)でとても暖かいです。ちなみに、この冬にセントラルヒーティングを初めて使用した時には、ラジエーターから泥水が噴き出て部屋が水浸しになり、大家さんと必死に掃除をするという経験もしました。職場でその話をしたら、「キルギスだからね」と笑っていました。これからさらに寒くなっていきます。ビシュケクよりも地方はもっと寒さが厳しいです。キルギスといえば寒い冬なので、あまり好きではありませんが、せっかくの機会なので冬の楽しみ方を学んでいきたいと思います。

これからさらに寒くなります
フィラルモニア

今週の気温
気温

セントラルヒーティングのラジエーター
ラジエーター
 2018_11_17



11月5日(月)にビシュケク市教育局の主催で英語教育セミナーが開催されました。私は"Pair and Group Work: How do you manage it?"というタイトルでプレゼンテーションをしました。ビシュケクの英語の授業を見学して、生徒同士のペア・グループワークが少ないため、一人ひとりが英語で話す時間が多くないという自分なりの所見をもとに上記のタイトルで発表をすることにしました。まず、9月と10月に学校を訪問し、英語の授業を見学した全体的な感想を述べ、そのうえでペア・グループワークの利点や手順を説明しました。その後、実際にキルギスの先生たちに参加してもらい、教科書を題材にしたペア・グループワークを体験する模擬授業を行いました。また、分科会では、音楽や映画、劇などを活用した英語授業が行われ、自分自身もとても勉強になりました。今回のワークショップは、カウンターパートをはじめ、同期隊員、キルギスの先生方の協力のおかげで成功させることができました。心より感謝いたします。今後も定期的にセミナーでキルギスの英語教育事情に沿った内容を発表していきたいと思います。

日本とキルギスの違いを説明しました。
説明

被っている帽子は「カルパック」という正装です。
カルパック

ペア・グループワークを体験してもらいました。
ペアワーク

最後は質疑応答です。
質疑応答
 2018_11_08




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プロフィール

chusugijocv

<大塚 圭>
JICAの現職教員特別参加制度を活用してキルギス共和国で青年海外協力隊員として活動しています。
職種:青少年活動(英語教育)
配属先:ビシュケク市教育局
期間:2018年7月~2020年3月

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